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新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない中、会社の業績悪化によって、会社をリストラされてしまった人も出てきています。
政府は経済対策として様々な取り組みを繰り出していますが、全ての人の生活の面倒を見る余裕はありません。
当然、リストラによって離職してしまった人は、早急に新しい仕事を見つけなければいけません。
ただ、これまでに何回かの転職活動をしてきた人でも、リストラ後の再就職活動はしたことない人がほとんどだと思います。
そこで、リストラ後の再就職活動のポイントを解説します。
再就職活動の現実を理解するところからスタート
自分都合の退職と異なり、会社都合の退職(リストラによる退職)の場合、気持ちの整理がつかないことが多いです。
しかも、会社都合の退職の場合、失業手当を待機期間なしで受け取れるため、なかなか次の会社を探そうという気が起きず、離職期間が長引いてしまうことにもなりかねません。
しかし、高度なスキルを持っているのであれば別ですが、ちょっとした経験やスキルを持っているだけでは、なかなか再就職先が見つからないといったこともあります。
また、年齢が高くなればなる程、条件が限られてしまうことが多いです。
そこで、まずは再就職活動における現実をお伝えしましょう。
35歳以上は同じ業界や職種しか選択できない
20代の若手であれば、第二新卒と同様に、これまでの経験に成長性や将来性が加味されるので、前職とは異なる業界や職種にチャレンジすることも可能ですが、30代後半を過ぎると、企業が求めるのは即戦力となるため、前職と同じ業界や職種を選択する必要があります。
選択肢の幅が狭まる一方で、前職の経験やスキルがそのまま活かせるため、大幅な年収ダウンを避ける可能性が高まります。
多少の収入減は許容しなければならない
自己都合の転職であれば、会社に在籍しながら、少しでも年収の高い会社への転職を試みることは可能でしょう。
しかし、会社都合でリストラされた場合は、年収が前職より高い、もしくは同等の会社を探す余裕はありません。
むしろ、多少年収が下がったとしても、まずは働ける場所を見つけただけでも“よし”とする必要があります。
どうしても収入面での妥協ができないため、何年経っても再就職できない人もいます。
しかし、離職期間が長ければ長い程、再就職には不利になります。
まずは、新たな職場を確保し、その上で、年収をアップさせる方法をじっくり考えればいいのです。
再就職活動において、リストラは必ずしもネガティブな印象ではない
以前、リストラされた父親が家族に言い出せず、会社に行く振りをして、公園で時間を潰しているというドキュメンタリ番組がありましたが、世間一般には「リストラされる人=仕事のできない人」といったネガティブなイメージがあるかもしれません。
しかし、再就職活動において対峙するのは、企業の採用担当者であり、採用担当者ともなれば、「リストラされる人=仕事のできない人」と決め付けることは、まずあり得ません。会社の業績悪化に伴い、人員整理が行われただけと理解しています。
ですので、面接に望む際は、リストラされたことを負い目に感じる必要はありません。
ただし、会社の残っている社員がいる一方でリストラされた事実はありますので、離職の経緯を上手に伝えないと、「本当に仕事のできる人だろうか?」と疑問の目で見られることになるので、注意が必要です。
退職理由の伝え方には注意が必要
リストラで退職を余儀なくされた人の中には、再就職活動において、退職理由をどうすればいいのか、と頭を悩ます人も多いでしょう。
リストラされたことに負い目を感じている人であれば、尚更のことかと思います。
そこで、履歴書や職務経歴書で退職理由をどう書けばいいのか、面接で退職理由をどう回答すればいいのか、解説しましょう。
履歴書や職務経歴書への記入方法
履歴書には、前職の退職理由を書く必要がありますが、リストラや人員削減といった言葉を使う必要はありません。
自己都合で退職した人が「一身上の都合により退職」と簡潔に書くのと同じく、リストラで退職した場合は、「会社都合により退職」と書けば十分です。
また、職務経歴書には実際に行ってきた職務内容を記載し、会社の経営状況などは書く必要はありません。
面接では印象を良くするように気をつける
面接官は「なぜ、前職をリストラされたのだろう?」という目で見てくることを想定しなければいけません。
特別に遜る必要はありませんが、自分がリストラされたのは前の会社や不景気が悪いといった態度を取ると、面接官は「自分のことは棚に上げて、他人や周りのせいばかりしているので、真っ先にリストラされたのだろう」と考えてしまいます。
面接では当たり前のことですが、面接官に良い印象を与えるように努めましょう。
面接ではリストラの詳細は話さない
面接では、何名の社員に対して、どの程度の人数がリストラされたのかといったことを聞かれることがあります。
その際、嘘をつく必要はありませんが、実際にリストラされたのが社員1,000人中10人のように、自分自身の能力不足を疑われてしまうような場合は、詳細を話す必要はありません。
リストラ対象者の選定基準についても同様で、詳しく話す必要はありません。
「リストラされた人の詳しい人数や、リストラ対象者の選定基準などは分かりません」と回答しましょう。
面接では前の会社の経営状況を簡単に説明する
面接官は前の会社がリストラをせざる得ないほど、前の会社が経営不振であったことを認識しています。
その上で、改めて前の会社の経営状況を詳しく説明する必要はありません。
リストラで退職した人は、リストラされたことが自分の落ち度でないことを証明するために、前の会社が経営不振に至るまでの経緯をこと細かに説明する人がいますが、面接官が知りたいのは、応募者自身の能力や経験であって、前の会社の経営状況を知りたいのではありません。
面接という限られた時間を無駄に使うだけです。
前の会社と、リストラに至った経緯は、手短に簡潔に話せるよう、まとめておきましょう。
面接では感情的にならないように気をつける
面接官に前の会社や、リストラされた経緯などを聞かれ、前の会社のことや、上司の顔などを思い出し、ついついヒートアップして、会社や上司の悪口などを言いたくなりますが、それが自己防衛をしているという風に捉えられてしまうかもしれません。
面接で前の会社や、リストラされた経緯などを聞かれても、感情的にはならず、事実を淡々と説明するようにしましょう。
志望動機はしっかりと考える
自己都合の転職活動と異なり、リストラによる再就職活動では、志望動機を考えるのも難しいものです。
本心としては、「リストラされてしまったので、仕方なく新しい仕事を探さないといけない」といったところでしょうが、採用する側の立場になってみれば、そんな人と一緒に仕事をしたいと思いません。
リストラされた事実はそのまま伝えるとして、再就職先として、なぜその会社に応募したのか、きちんと説明する必要があります。
その際のポイントとして重要なのは、前職での経験やスキルをアピールすることです。
応募者本人としては、会社都合での退職を余儀なくされてしまったが、再就職の応募先企業としては、他の会社がリストラしたことで、優秀な人材を確保することができたと思わせればいいのです。
志望動機を伝える際は、前職での経験やスキルをアピールし、応募先企業にとっても十分なメリットがあることを伝えましょう。
リストラされたことを引きずらず、新たな道に進む絶好の機会と考える
どんな事情があるにせよ、会社をリストラされるというのは、精神的なダメージがあると思います。
会社のために頑張って働いてきたにも関わらず、会社から「用なし」と告げられた感覚になるからでしょう。
ただ、全ての就活生が第一志望の企業に就職できる訳がないように、社会情勢や会社の経営状況によって、会社を存続させるために、人員整理をするのは仕方のないことです。
問題はリストラされたということより、なかなか再就職先が見つからず、ますます精神的に追い込まれてしまうことです。
リストラされたことは辛いかもしれませんが、なるべく早めに気持ちを切り替えて、新たな道へ進む絶好の機会と考えるようにしましょう。
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