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超高齢社会の日本において、介護業界は慢性的に人手不足の状態となっており、未経験の人でも積極的に採用している企業が多いです。
新型コロナウィルスの影響により仕事を失った人にとっては注目の業界と言えます。
今回は、そんな介護業界がどういった業界なのかを解説し、未経験から介護業界に転職するためのポイントを紹介します。
介護業界の現状
高齢者の人口が増えているので、介護業界は拡大しているのは分かっていると思いますが、具体的な数字を示すと、厚生労働省が発表している介護保険の費用は、2000年が3.6兆円だったのに対し、2018年には11.1兆円と、3倍にまで膨らんでいます。
総務省によると、2042年までは高齢者が増え続ける試算が出ているため、今後も介護業界は伸びていくことが予想されます。
介護業界の仕事と聞いて、非常にネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、介護人材の確保は国にとっても重要施策の一つであるため、労働環境の改善などの政策が行われています。
また、介護事業者は介護職員に長く働いてもらうため、給与の見直しや職場環境の改善を積極的に行っている事業者が多くなっています。
介護の仕事
介護の仕事といえば、高齢者をお世話することというのはご存知かと思いますが、具体的には、身体介護や生活援助、レクレーションの企画・実施、送迎などの仕事になります。
◎身体介護
高齢者のからだに触れて介護する仕事のことで、移動介助や入浴介助、食事介助、排泄介助などを行います。
◎生活援助
掃除や洗濯、食事の用意、買い物代行など、高齢者の日常生活を支える仕事になります。
◎レクリエーションの企画・実施
お花見や夏祭り、クリスマスなどのイベントや、お絵かきや折り紙などの余暇活動を企画し、実施する仕事です。
その他、高齢者の自宅と施設を車で送迎したりもします。
介護業界の施設
介護業界には様々な業態の施設があります。
ただ漠然と介護業界への転職を目指すのではなく、どういった施設で働きたいか、考えてみましょう。
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームは、要介護3以上の高齢者が入所、生活をしている施設になります。
要介護3以上の高齢者は、自分自身で移動や排泄が難しい人や、寝たきりの人が多いため、身体介護の仕事が多くなります。
介護老人保健施設
介護老人保健施設は、病気や怪我で入院していた高齢者が自宅に戻るためのリハビリを行う施設です。
要介護の度合いはバラバラですので、一人ひとりの高齢者に合わせた介護が必要になります。
有料老人ホーム
有料老人ホームは、民間企業によって運営されており、施設ごとに入所の条件は異なります。
よって、介護職員も施設ごとに仕事内容が異なってきます。
入居金や月額費用が高額である以上、相応のサービスの質が求められることになりますので、未経験から転職するのは難しいと思います。
デイサービス
デイサービスは、介護認定を受けた高齢者が日帰りで通い、食事や入浴、リハビリなどを受けることができる施設になります。
自立していて、元気な高齢者が多いため、レクレーションの企画・実施が重要な仕事になります。
訪問介護事業所
訪問介護事業所は、自宅で生活している高齢者の自宅を訪問し、介護サービスを提供する施設です。
訪問介護事業所に所属する介護職員は訪問介護員と呼ばれ、介護職員初任者研修以上の資格が必要になります。ただ、介護職の経験は必須ではありませんので、未経験でも資格を取得していれば、訪問介護員になれます。
介護業界の給与
厚生労働省が公表している「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、初任者研修の資格を保有している人と、無資格の人では平均月収に少し差があることが分かります。
◎初任者研修の資格を保有
平均月収:285,610円
◎無資格
平均月収:261,600円
未経験であっても、初任者研修の資格を取得しておくと、基本給が無資格の人より優遇されるほか、施設によっては、資格手当がつくこともあります。
採用が有利になるだけではなく、給与にも反映されるのですから、時間に余裕のある人は、初任者研修の資格を取得することをおすすめします。
未経験からでも転職できる年齢
一般的に未経験での転職となると、せいぜい30代前半までで、40代や50代ではほぼ不可能でしょう。
ただし、介護業界は慢性的に人手不足の状態であることもあり、40代や50代の未経験でも積極的に採用している施設は多くあります。
これまでの職務経歴をアピールすることも重要ですが、むしろ、介護業界への転職を希望する理由をしっかりと持っていれば、未経験からの転職は決して難しくありません。
介護業界への転職を成功させるためのポイント
未経験からでも介護業界への転職は難しくないことはお分かりいただけたと思いますが、介護業界で働き始めることが成功ではなく、長く継続して働ける職場に就職できてこそ、転職が成功したと言えます。
そこで、長く継続して働ける職場に就職するために、介護事業者のどこを見ればいいのか、紹介しましょう。
経営方針
介護事業者によって経営方針は全く異なります。
それによって、介護職員としての働き方や高齢者への接し方も変わります。
まず、自分自身が介護の現場でどのようなことをしたいのか、思い浮かべたら、介護事業者のホームページなどで経営方針を確認し、自分の考えに近いかどうかを確認しましょう。
施設選択
前述したように、介護業界には様々なタイプの施設があり、施設によって高齢者の要介護の度合いが異なりますので、介護職員に求められる介護の内容が変わってきます。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設に転職した場合、身体介護を行うことが多くなります。
未経験からの転職で、いきなり身体介護を行うことに不安がある場合は、デイサービスなどの施設を選ぶといいでしょう。
キャリアアップ
どの職種も同じですが、未経験から転職する場合、まずは、サポート的な仕事から入り、徐々に仕事を覚えていきながら、キャリアアップを目指すものです。
ただ、人材が不足している介護業界では、未経験から転職した場合であっても、簡単な研修を受けただけで、経験者と同様の仕事をすることになることもあります。
自分自身のキャリアアップがしっかりとイメージできる職場を選ぶことがおすすめです。
職場の雰囲気
長く働くという点では最も重要かもしれません。
分からないことがあった際に、すぐに上司や先輩に相談できる雰囲気なのか、それとも、介護職員全員が仕事に追われて、ピリピリした雰囲気なのか、事前の職場見学をする機会があるのであれば、一度、職場を確認しておくといいでしょう。
介護業界に強い転職エージェントを活用しよう
何度もお伝えしているように、慢性的な人手不足となっている介護業界です。
ハローワークや求人サイトには、未経験歓迎の求人がたくさんありますが、そういった求人の中から、自分に合っている求人を探すのは大変です。
もし、自分に合わない介護事業者に転職してしまった場合、すぐにまた転職活動をしなければいけなくなるかもしれません。
そういったことにならないためにも、転職のプロである転職エージェントに相談することをおすすめします。
特に、転職エージェントの中には、介護業界に強い転職エージェントがいます。
そういった転職エージェントを活用し、介護業界への転職を成功させてください。
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