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転職活動を行っていく上で、履歴書・職務経歴書で自身をアピールするのは大変重要なことです。
特に、新卒の採用とは異なり、即戦力としての採用となる中途採用においては、これまでにどのような職務を経験し、どのようなスキルや知識を身に付けてきたのかを把握する職務経歴書は採用担当者が最も重視する書類です。
今回は、その職務経歴書の中でも、採用担当者が注視する「活かせるスキル・知識」の項目にどのような内容を書くべきか、解説します!
職務経歴書とは
自分自身の職務経歴を通して、アピールできる書類
職務経歴書とは、通常の履歴書では記載できない具体的な経験(キャリア)を、その成果などと共に記載できます。
履歴書のように限られたスペースではないので、職務経験が豊富な人でも、1つ1つの職務経験とその成果を具体的に書くことができます。
当然、履歴書に比べ書く内容は多くなりますが、きちんと整理して書けば、その分だけ採用担当者へしっかりアピールすることできます。
職務経歴書の項目
職務経歴書のフォーマットは履歴書のように決まってはいませんが、一般的には以下の項目を含めた書類となります。
1)氏名、日付
誰のいつ時点の経歴なのかを判断するため、職務経歴書の最上部に正確に記載しましょう。
2)職務要約
社会人として働き始めてから現時点に至るまでの略歴を記載します。
大まかな流れとポイントが分かるように書くのがポイントです。
3)勤務先企業概要
企業名だけではなく、資本金や従業員数、売上高、事業内容など、会社が公式に公開している情報を記載しましょう。
4)職務経歴
勤務先企業でどのような職務に従事してきたかを記載する項目です。
配属部署、担当したプロジェクト、具体的な業務内容、収めた成果などをできるだけ詳細に説明してください。
5)活かせるスキル・知識
これまでの職務経験を通して身に着けたスキルや知識を、応募先企業でどう活かせるのか、アピールできるポイントです。
6)資格・免許
応募先企業や職種と関連する資格や免許を持っているのであれば、書き忘れることのないように気をつけましょう。
7)自己PR
応募先企業がどのような人材を求めているのか理解して、自身の強みや特徴を記載しましょう。
8)志望動機
なぜ、応募先企業で働きたいのか、自分自身の言葉で気持ちを込めて書きましょう。
「活かせるスキル・知識」の書き方ポイント
いくつかある職務経歴書の項目の中で、採用担当者が重要視する項目は「職務経歴」と「活かせるスキル・知識」になります。
「職務経歴」を重要視するのは何となく理解できても、「活かせるスキル・知識」を重要視するのは意外に思われるかもしれません。
ただ、採用担当者としては、いかに自社で即戦力になるかという基準で判断する訳ですから、過去にどんなにスゴいプロジェクトに携わって、ズバ抜けた成果を残してきたとしても、それが応募先企業では全く役に立たないスキルや知識では意味がありません。
採用担当者に「この人材であれば、自社でも即戦力として役に立つ」と思わせるよう、しっかりアピールする必要があります。
そこで、まずは「活かせるスキル・知識」の書き方のポイントを紹介します。
具体的な数字を織り交ぜて丁寧に書く
自分自身が理解していても、初めて目にする採用担当者に理解してもらえなければ意味がありません。
抽象的に自身の得意をアピールするのではなく、具体的な数字を織り交ぜることで、採用担当者もイメージしやすくなります。
×悪い例
「英語でのメールのやり取りや電話応対をしていました。」
○良い例
「1日平均5通ほどの英語でのメールのやり取りに加え、週に2、3回は海外からの注文の電話を英語で受けていました。」
応募先企業のニーズに合わせて書く
前述したように、自身の職務経験が全て活かせる訳ではありません。
応募先企業がどういった人材を求めているのか、しっかりと理解した上で、アピールしましょう。
応募先企業のニーズに合わせるというのが難しい方は、応募先企業で働いていることをイメージして、この職務経験は活かせそうだと思うものをピックアップしていく方法でもいいでしょう。
代表的なスキル
語学力
今後、海外とのやり取りだけではなく、国内のビジネスシーンにおいても、外国のビジネスマンとのやり取りが多くなると思われます。
日本語以外の言語を使えるのであれば、積極的にアピールすべきです。
「TOEIC」「TOEFL」「英検」などの検定や資格を持っている場合は、そのスコアもしっかり記載すべきですが、仮に検定や資格などは持っていなくても、過去の職務経歴の中で、どの程度の外国語を使っていたかを記載しましょう。
PCスキル
Word、Excel、PowerPoint、AccessなどのOfficeソフトや、Photoshopなど、具体的にどのくらいのスキルレベルにあって、どのような業務を行っていたのか、明確にしましょう。
ビジネススキル
ビジネススキルとは、ビジネスを円滑に進めるためのスキルになります。
「論理的思考」「プレゼンテーション」「効率化」「コスト意識」「タスク管理」など、これまでの職務経歴の中で身に付けたビジネススキルをアピールしましょう。
コミュニケーションスキル
こちらもビジネスを円滑に進めていく上で重要なスキルとなります。
ただし、「コミュニケーション能力が高いです」といった抽象的な表現になりがちなので気をつけましょう。
これまでの職場環境などを振り返ると、なぜ自分自身でコミュニケーション能力が高いと感じているのか、より具体的に表現できると思います。
ビジネススマナー
これは社会人経験の浅い方の場合、アピールすべきポイントです。
新入社員研修などで身に付けた内容をきちんと記載しましょう。
書くべきスキルが思い当たらない場合は
社会人経験の浅い方や、全く畑違いの職種への転職を考えている方など、これまでの職務経歴の中で身に付けてきたスキルや知識が、応募先企業や職種で活かすのは難しいと考えている方がいるかもしれません。
そこで、なかなか書くべきスキルが思い当たらない場合のテクニックを紹介します。
どんな仕事をしてきたか、細かく整理してみる
まず、本当に書くべきスキルがないのか、考えてみましょう。
自分自身で「こんな経験が役に立つ訳ない」と決めてしまってはいないでしょうか。
例えば、営業職を希望しているものの、これまでに営業職の経験がなく、アピールできるスキルがないと諦めてしまわないで、過去の仕事で、社内の業務改善を提案し、効率化させることがあるのであれば、「そういった提案力は営業でも活かせる」となるかもしれません。
直接的な業務の結び付きがなくても、応募先企業がどういった人材を求めているのか理解して、自分はこういった点が求めている人材とピッタリ合っているとアピールしましょう。
勉強中の資格などを書く
過去の仕事を細かく整理しても、書くべきスキルが思い当たらない場合は、応募先企業が求めている人材になるために、いま現在、勉強中の資格などを書きましょう。
社会人経験の浅い場合や、全く畑違いの職種への転職を希望する場合、採用担当者も実際の業務経験がないのは理解しています。
その中で、自分はどうしても応募先企業や職種で勤めたいと思い、こういった努力をしているとアピールしましょう。
転職エージェントなどに相談する
自分自身で書くべきスキルが思い当たらない場合は、転職のプロである転職エージェントなどに相談してもいいでしょう。
きっとこれまでの職務経歴の中で、応募先企業に対してアピールすべきポイントを導き出してくれるはずです。
いま一度、応募先企業や職種で自分の経験をどう活かすかを考えて
今回は、職務経歴書の「活かせるスキル・知識」の書き方ポイントなどを紹介してきましたが、大事なことは、自分自身の強みをしっかり理解していて、その強みを応募先企業でも活かすことができることを理解している点を、採用担当者にアピールすることです。
そのためには、自分の職務経歴の中で身に付けたスキルや知識を整理することも重要ですが、応募先企業や職種のことを十分に理解しておく必要もあります。
その上で、職務経歴書の「活かせるスキル・知識」に何を書くべきか、考えてみてください。
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