コロナに負けるな！飲食業界からの転職にオススメの職種や業界

飲食業界からの転職で評価されるスキルや経験

飲食業界から他の業界へ転職する際に、一番頭を悩ますのは、何をアピールすればいいのか分からない、という点ではないでしょうか。
そこで、まずは飲食業界からの転職で評価されるスキルや経験を紹介します。

店舗運営で努力してきた点

店長やマネージャーではなく、ホールやキッチンを担当していたとしても、店舗運営で何かしらの努力はしているはずです。
たとえば、ホールスタッフであれば、よく来店する馴染みのお客さんが注文するメニューを覚えていたり、キッチンスタッフであれば、調理の効率を上げるための工夫をしていたり、飲食店での勤務を振り返り、自分がどんなことをしてきたのか、整理してみてください。

スタッフへの教育・指導

新しく入ったスタッフやアルバイトに対し、教育や指導をしてきたのであれば、その点は十分にアピールしましょう。
その際、どういった教育や指導をしてきて、結果として、そのスタッフやアルバイトがどうなったのか、分かりやすく紹介するといいでしょう。

売上管理・在庫管理の経験

店長やマネージャー、または勤務歴が長く、売上管理・在庫管理を任されていたのであれば、それは大きなアピールポイントになります。
業務内容を具体的に説明し、数字に強い点をアピールできます。

飲食業界からの転職にオススメな職種や業界

営業職

営業職はコミュニケーションスキルが重要ですので、飲食店で培ってきた接客スキルを活かせます。
また、営業未経験でも可能な採用が多く、転職のハードルは低いと言えます。
業界としては、コミュニケーションスキルが営業成績に影響する、人材業界や保険業界、WEB・IT業界などがオススメです。

事務職

対外的なコミュニケーションは少ないですが、社内でのコミュニケーションスキルが活かせるという点では事務職もオススメです。
特に、飲食業界から事務職に転職する女性は非常に多くいます。

WEB・ITエンジニア

人材不足の状態で、求人倍率が高く、転職のハードルが低いという点では、WEB・ITエンジニアもオススメです。
20代に限られますが、未経験者の採用も積極的なため、手に職をつけるという意味でも、WEB・ITエンジニアを目指すのはいいでしょう。

介護職

高齢化社会が進む日本では、介護業界も人材不足の状態が続いています。
給与面での待遇はあまりよくないかもしれませんが、経験を積みながら、しっかり資格を取得していけば、十分なキャリアアップを目指せます。

例文付き！飲食業界からの転職の選考対策

志望動機

飲食業界からの全く畑違いの職種や業種に転職する場合、志望動機をどう伝えればいいか、難しいかもしれません。
そんな時は、飲食業界での経験を絡めつつ、何故、応募先企業を志望したのかを説明するといいでしょう。
例文
「飲食店ではお客様と積極的にコミュニケーションを取るようにしていました。お客様の中に御社の●●（商品）を利用している方がいて、●●に興味をもつようになりました。●●について調べたところ、幅広いお客様に愛用されていることを知り、今後は●●でお客様を笑顔にしたいと思い、御社を志望いたしました。」

自己PR

飲食業界からの転職で評価されるスキルや経験で紹介したように、採用担当者は飲食業界ならではの経験やスキルを評価してくれます。
飲食店で取り組んできたことをよく思い出してみましょう。
例文
「飲食店では食材の仕入れを担当していました。曜日ごとの来店状況だけではなく、週間の天気予報や周辺のイベントなどもチェックし、お客様がどれくらい来店されるのかを予測し、食材を仕入れていました。IT業界は未経験ですが、飲食業界で培ったデータ分析を活かしていきたいと思っています。」

飲食業界からの転職を成功させるポイント

転職エージェントを活用する

ハローワークや転職サイトで仕事を探してもいいですが、全く未経験の職種や業界への転職を考えているのであれば、転職エージェントを活用することをオススメします。
飲食業界で培ってきた経験やスキルをどういった職種や業界で活かすことができるのか、転職エージェントに相談することができます。
また、自分の希望を伝えることで、自分に最適な仕事を紹介してくれます。
職務経歴書の書き方や面接などの対策もしっかりしてくれます。
ほとんどの転職エージェントは無料で相談できますので、まずは、いまの現状を相談してみてはいかがでしょうか。

飲食業界での経験を武器にしよう

これまで飲食業界で頑張ってきた人も、今回のコロナの一件で、明るい将来が見えない状況になっているかもしれません。
勿論、コロナに負けず、引き続き飲食業界で頑張っていくのも素晴らしい選択だと思います。
ただ、もう飲食業界の先が見えない人は、ここで思い切って、他の職種や業界への転職を考えてもいいと思います。